GIJIN LAB
AI技術を、公のために。

About
GIJIN LABは、言語処理技術の或る研究員が、AI技術を公のために駆使することを体現し、多くの人々が創造的に活用できることを実現するために発願した研究室です。
果たして、現代はAI技術へのアクセスと、その恩恵が人々に等しく行き渡っているでしょうか。あるいは、これから先、そのような未来は訪れるのでしょうか。
この研究室を作った研究員は、子どもたちのあいだで、AI技術に触れられる機会に大きな違いがあることを知り、強い衝撃を受けました。同じ時代を生きる子どもたちであっても、AIに触れ、試し、創造する機会には大きな差がある。その差は、やがて新たな格差になっていくのではないか。
そして、もう一つの格差にも気づきました。
AIを導入しさえすれば、仕事や社会の課題が解決すると思う人々がいる一方で、自分たちが蓄積してきたデータや、仕事のあり方、解決すべき課題そのものと真摯に向き合い、そのうえでAIを組み込もうとする人々がいます。
AIという同じ技術を手にしても、その向き合い方によって、得られるものには大きな違いが生まれるのです。
だからこそGIJIN LABでは、AIそのものだけを研究するのではなく、創造的で倫理的なAI技術の活用とは何かを問い続けます。研究員たちは、問いを立て、問答し、実際にプロダクトをつくりながら、私たちが目指す技術活用の在り方を内省しています。
AI技術は、単に作業を効率化するためだけのものではありません。使い方によっては、人間の美感や問いの力を研ぎ澄まし、これまで見えなかった可能性を見出すことにも役立ちます。
GIJIN LABは、その可能性を地域やコミュニティにも広げていきます。
「まさか、こんな使い方ができるのか。」
そんな驚きを、一部の人だけのものにしないために。
AI技術を公のために駆使し、人々が創造的に活用できる未来を、実践のなかから探究していきます。
Issue
研究課題ごとに、作品を置いています。
社会・公共データのAI技術活用支援

Open View Nagareyama
見に行く流山市が公開しているオープンデータを、一つの場所に集めました。避難所やハザードマップを重ねる地図、市民の声、議会の議論、そして一般会計の決算を款から事業まで辿れる「お金の流れ」。どこかに問い合わせなくても、自分の目で確かめられます。整備したグラフ構造をもとに、気になったことをその場でAIに尋ねることもできます。

PapaIki Museum
現在は非公開父親の子育ての悩みや議論を、展示のかたちに可視化しました。パパたちの質問を並べた質問展示室、おススメ本たち、データから生まれたアート作品集。整備したグラフ構造をもとに、パパ育コミュの知見から答える PapaIki GPT と対話できます。
AI技術の倫理的な活用の実現、リテラシー向上の支援
Contact
一緒にプロダクトを作りたい方、議論をしたい方へ。
研究テーマのご相談も、対話のお申し込みも、研修のご依頼も、同じ窓口で受け付けています。
研究テーマのご相談
扱ってほしい問い、一緒に考えたいテーマ、共同研究のお声がけなど。作品への感想やご指摘も歓迎します。
研究員との対話(1時間)
子どもへのAI技術教育、社会のこと、キャリアのこと。話したいことと簡単な自己紹介をお書きください。日程を調整のうえ、Google Meet でお話しします。これまでの問答はDialogueに掲載しています。
一緒に作る
研究課題に関心があり、手を動かして作りたい方。公開データの可視化、アプリ、ワークショップの設計など。
AI研修・ワークショップ
地域コミュニティをはじめ、参加される方の立場に合わせた研修を行います。聞くだけでなく手を動かしながら学べるよう、操作・手順を逐次ご案内します。生成AIの基礎、安全な使い方、倫理・注意点、地域や現場の事例の共有など、内容・時間はご相談のうえ設計します。
通常2〜3営業日以内にご返信いたします。
研究員紹介

相澤祐一(ざく)
東京大学大学院工学系研究科修了。シンクタンクにて自然言語処理・大規模言語モデル(LLM)の研究員として従事後、AIコンサルタントとして医療・製造・不動産分野のDXプロジェクトを主導。現在は、AIと人間社会の関係を哲学・倫理学の視座で継続的に考察・発信している。ITストラテジスト/プロジェクトマネージャ/個人情報保護士/LLM-jpメンバー/パパ育コミュオープンリサーチラボ。

